風の力を利用したエアーコンベアーは、
ベルトコンベアーに比べて、だいぶ低コストです。

ベルトや駆動部品が必要なく。ほとんどが鉄製であり
製函ダクトの様に作り上げ、2.2kwの送風機で風を送っているだけ。
上記写真はエアーコンベアーの上を紙屑が流されている様子です。
そのエアーコンベアーも、長い年月を経ると、少しずつ内部に
紙の粉が入って詰まってきてしまいます。
どれだけ詰まっているかは目視できないのが辛いんですよね。
「昔に比べて流れが悪くなってきてる気がする・・・」という
オペレーターさんの声が重要になってきます。
今回は、そんなエアーコンベアーの内部掃除の工事が実施されました。
作業手順は、いたってシンプルです。
まずは、エアーコンベアーの天端板を必要な範囲切り取ります。

ものすごい詰まっていました!

この紙粉を取り除きます。

開口が小さかったみたいで、すこし掃除口を拡張しましたが
半日かけて、やっと綺麗になりました!
そして、予め用意してあった天端板を現状の寸法に合わせて取付ます。

取付は、ドンビス(HEX)という便利なタッピングビスを使用します。

これで、天端板の取付完了!
次回から、紙粉が詰まったら、このドンビスを外せば
簡単に天端板を剥がす事ができます。